
赤ちゃんが生まれてから、半年が経ったことをお祝いする「ハーフバースデー」というものがあります。もともとは学校がない時期に誕生日を迎える子供のために、誕生日の半年前または半年後に誕生日をお祝いするという欧米の風習でした。しかし、日本に入ってきたときに赤ちゃんの生後半年を祝う行事に変化しました。そんなハーフバースデーではどんな風にお祝いをすればよいのかご紹介します。
1.おすすめはホームパーティー!
バースデーパーティーと同じように、ハーフバースデーのときもホームパーティーを開いてみんなでお祝いしましょう。
1-1.お部屋の飾りつけをしよう
まずはお部屋の飾りつけをしましょう。おすすめはバルーンを使った装飾です。パステルカラーのバルーンを部屋に飾れば、赤ちゃんのハーフバースデーにぴったりなやわらかい印象の会場ができます。飾りつけのポイントは、色や飾りの雰囲気を統一することです。統一感があるとおしゃれな印象の会場にすることができ、記念撮影でも素敵な写真が撮れます。
1-2.赤ちゃん用の料理を準備しよう
料理は両親やお客さん用のほかに、赤ちゃん用のものも準備しましょう。生後6カ月の赤ちゃんが食べられるものは少ないのですが、おかゆをクマやうさぎの形にしたり、カラフルな野菜ペーストで飾りつけたりすれば、パーティーらしい料理が作れます。ハーフバースデーの主役である赤ちゃんが喜ぶような料理を準備してください。
1-3.お客さんを呼ぼう
家族だけでゆったりお祝いするのもよいですが、おじいさんやおばあさん・親戚・友だちを招けばにぎやかなパーティーにできます。赤ちゃんの成長を楽しみにしている多くの方に子供の姿を見せるためにも、ハーフバースデーパーティーはよい機会です。あるいは、子供の生まれた日が近いママ友を集めて、合同でパーティーを開いてもよいでしょう。
2.ハーフバースデーにおすすめのケーキは?
ハーフバースデーには、赤ちゃん用のケーキと大人用のケーキを準備しましょう。
2-1.離乳食でケーキを作ろう
赤ちゃんがすでに離乳食を食べられるようなら、離乳食ケーキを作りましょう。生後6カ月の赤ちゃんが食べられるのは、お米・パン・豆腐・にんじんペースト・ブロッコリーペースト・さつまいも・かぼちゃといった食べ物です。これらの食べ物だけでも、型に入れて形を整えればケーキのように仕上げられます。
2-2.ケーキのお皿をデコレーションしよう
お皿をデコレーションすれば、離乳食ケーキがより豪華に見えます。デコレーションをしたい場合は、大きめのお皿に離乳食ケーキを置き、空いたスペースに野菜ペーストで文字やイラストを書きましょう。野菜ペーストをスプーンで少量すくい、爪楊枝で広げれば好きなように文字や絵を書けます。
2-3.大人用のケーキに自由に飾りつけしよう
両親やお客さん用に普通のケーキも準備しましょう。おすすめは、丸いケーキを半分に切ってデコレーションした「ハーフバースデーケーキ」です。離乳食ケーキにできる飾りつけは限られていますが、大人用のケーキにはメッセージプレートやマジパンを載せたり、ロウソクを立てたりと好きなように飾りつけできます。
3.記念を残そう!着飾ってフォトスタジオでの記念撮影
ハーフバースデーは一生に一度しかない、生後半年のお祝いです。ぜひ記念写真を残しておきましょう。
3-1.おすすめのフォトスタジオ
ハーフバースデーの記念撮影をするなら、赤ちゃんの撮影プランがあるスタジオを選びましょう。いつもご機嫌とは限らない赤ちゃんの写真撮影は難しく、慣れているスタッフがいないと苦労することがあります。そのため、赤ちゃんや子供の撮影を専門に行っているスタジオを選んだ方が安心です。また、赤ちゃんは体調を崩しやすいため、当日に突然のキャンセルになる場合を考えて、キャンセル料のかからないスタジオを選ぶとよいでしょう。
3-2.おすすめの衣装
生後6カ月の子供を、赤ちゃん用の衣装でドレスアップしましょう。ハーフバースデーの衣装には、ロンパース(上着とズボンが一緒になった幼児用の服)が着崩れしにくく便利です。ふんわりしたスカートの付いたロンパースや、スーツ風のロンパースといったように、さまざまなデザインがあります。着物風のロンパースもおすすめです。赤ちゃんに似合う衣装を着せてあげましょう。
3-3.おすすめの写真の残し方
撮った写真はアルバムにして残しましょう。絵本風のものからコンパクトサイズのものまで、子供専用フォトスタジオにはさまざまなタイプのアルバムがそろえられています。好みのアルバムを選んで、思い出の一日の写真でいっぱいにしてください。子供の成長はとても早く、赤ちゃんの時期はすぐに過ぎてしまいます。気に入った写真をアルバムに残しておけば、子供が大きくなったときに一緒に見返すことができます。
4.まとめ
産まれてからどんどん成長していく赤ちゃんは、1歳の誕生日を迎える前にもさまざまな変化を迎えます。ハーフバースデーは、子供の成長をあらためて感じたり、親御さんのがんばりをねぎらったりするために最適な機会です。1歳の誕生日会をする半年前に、生後6カ月の記念をぜひお祝いしてあげましょう。